スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

先月の小説

こそこそレビュー

ニュースだけじゃ味気ない。CGサイトだけど絵を描く時間はない。
日記? 毎日小説よみながら通勤してるだけの人間に書くことなんてないんです。
だったら、読んでる小説の話をっ
さすがだね、俺って頭良いかもしれない。
あ、嘘です嘘。

んで、レビューってなによ?

re・view ━━ n., v.
検閲[再検査,閲兵](する) (a court of 〜 再審裁判所);
観兵式 (a naval 〜 観艦式);
書評[批評](する), 評論を書く;
評論雑誌; 〔米〕 復習(する);
練習問題; 再確認(する); 回顧(する);
【法】再審(する).

be [come up] for review 再検討[再考]されるはずである.
pass in review 検査する[を受ける]; 次から次へと思い浮かべる[浮かぶ].
under review 検討中; 批評されて(いる).
re・view・al ━━ n.
review copy (書評用)献本.
re・view・er ━━ n. 評論家.

小説のレビューってことは
書評[批評](する)
てのが正解っぽいですね。んじゃ後は国語辞典。

・しょひょう ―ひやう 0 【書評】
 主に新刊の書物の内容を紹介・批評すること。また、その文章。

・ひひょう ―ひやう 0 【批評】 (名)スル
 事物の善悪・優劣・是非などについて考え、評価すること。
 「文芸―」「作品を―する」

ということらしいです。
つまり、小説の評価をすればいいんですね。
・ひょうか ひやう― 1 【評価】 (名)スル
 (1)物の善悪・美醜などを考え、価値を定めること。
  「死後に学説の―が高まった」
 (2)品物の値段を定めること。また、その値段。
  「土地の―が年々上がる」「―額」
 (3)物の値打ちを認めてほめること。
  「―できる内容の本」
自分の考えているものとあまり変わらなかったので、安心してレビューをかけそうです。
gooのweb辞典に感謝。

読み終わったものにかんして書いて行こうと思います。
あとは自分ルール。
・けなさない。
・すべて読み終わってから書く。
・感情だけで語らない。

けなさない。
すべて読み終わってから書く。
 これは仮にもプロの作品を評する素人の立場を忘れないようにするための
 自分へのルール。

感情だけで語らない。
 これは、己の価値観を人に押し付けるのことが、嫌いだからです。
 ただの、趣味です。

がんばれ、俺。

んで、今回はこれです。


シュプルのおはなし Grandpa's Treasure Box

著者 : 雨宮諒
イラスト : 丸山薫
定価 : 578円
ISBN : 4-8402-2660-1

 4月発売の電撃文庫です。先月購入の中では最後になりました。型は一話完結の主人公固定型ですね。
ドラえもんなどに代表される、世界設定登場人物は変わらず一話ごと、小説であるなら章ごとに話が完結しているタイプの作品です。小説で言うとキノの旅なんかもそのタイプでしょうか。
 キノに関してはキノとモトラドが国を転々としながら話がつづられていきます。
つまり、話は国での決まりや出来事ごとがキーということですね。
ドラえもんになると、事件→道具→解決→落ち という流れになります。
ときどき道具→事件→解決→落ち となる場合もありますが、大体こういう流れですね道具がお話のキーとなるわけです。
そして今回よんだ「シュプルのおはなし」は
 Grandpa's Treasure Box おじいちゃんの宝箱
にあるように、宝箱の中身はお話のキーです。
シュプルがおじいちゃんの宝箱から宝物を取り出してお話を語るという形で全編構成されています。つまり、作中作がメインの作品となっている小説ですね。
そのため、世界設定が変わるという面白いことがおきています。
シュプルが綴る話は常にシュプルが主人公、相棒はムルカという青年です。この二人だけは、世界観がどれだけちがっても常に同じ性格同じ容姿で出演するので、安心してよめます。
そして、作中作はシュプルという子供が綴るはなしというのもあって王道設定となっています。ネタばれになってしまうのであまり詳しくは語りませんが、はじめの数行で設定がするっとはいってくるのはさすがだなとしか言いようがありません。
こった設定、深い過去の因縁なんていうのも面白いですが、そんなのがあってもなくても話というのはこういう風につくるんだというお手本みたいでした。

私は通勤時間でしか本を読まないので常に途中で本を閉じないといけません。
ライトノベルというのは途中で本を閉じ、時間を空けても面白い話というものだと信じています。一気に読みすすめて面白いのと途中で止めて面白いもの。弁当といっしょで
さめても美味しいものという考えですね
出来たてだからうまいのか、出来立てでもうまいのかその違いです。
私が求めているライトノベルはやはり
時間を空けなくても面白い。時間を空けても面白い小説であってほしいなと思います。
その上で、こういう一話完結のお話というのはとてもありがたいわけでした。
暗に自分が鳥頭なのを宣伝してるだけのきもしますが・・・




スポンサーサイト

コメント
トラックバック
この記事のトラックバックURL